日常に背筋がのびる体験を‼ Fino cafe

豊かな時間を体験する場 大阪・北浜レンタルサロン Fino cafeについてのブログ

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お抹茶を外国からのお客様にお出ししたところ感動された話

Fino cafeに外国からのお客様が来ることになりました。

 

オーナーのもう一つのお仕事のお話でです。

 

ここはひとつ変わった趣向でお迎えしようではないかと

 

なんちゃってお茶会をしてみました。

 

茶の湯準備


オーナーの博史は少しばかり茶の湯をかじったことがあります。

 

話せば長くなるのでその話はおいおい。

 

でFinocafeはテーブルしかないですが

 

外国からのお客さまであれば日本文化を体験していただくのも面白かろうと

 

急に思い立ったのです。

 

道具はあるかねぇと家の中を見回したところ、

 

なんとかあるじゃないか。

 

ないのはお茶とお茶巾、そしてお菓子だな。

 

前日に10数年ぶりに上本町の石本川口軒茶舗までお茶を買いに走り、

 

当日に近所の和菓子屋に走り、ものは揃いました。

 

とはいえ、釜は使いませんよ。そこはポットで。(笑)

 

久しぶりにお棗(なつめ)にお茶を移す時間も懐かしく。

(お茶はふるいにかけてふわふわの状態でお棗に入れます)

 

お客様のために部屋を清めたり椅子や台の配置を変えたりする時間も心が整った気がします。

 

かつて茶室での凛とした時間は大切だったんだなぁって思います。

 

わたしは若くして膝を悪くしており、正座も男座り(あぐら)も辛くなり茶の湯を離れました。

 

本川口軒茶舗でお話しを伺っていたら、最近は茶室にも椅子が置いてあるそうです。

 

そうしないとお茶席が成り立たなくなってきてるんだと。

 

それなら久しぶりに行ってみようかなぁって思ったりもしました。

 

ともかく、お客様をお迎えする準備は整いました。

 

今回お越しになられたお客様は5名。友人の日本人とで6名でした。

 

Welcome to Osaka. My name is Hiroshi. Nice to meet you.

 

を皮切りに友人に通訳をしてもらいながらお話は始まりました。

 

お抹茶をただ飲むか、作法を知ってみるかと尋ねてみました。

 

作法をやってみたいと。

 

開始の使い方、お菓子の食べ方、お茶を飲む前の手順、飲み方、飲み終わったあとを

 

完ぺきとは言えないまでもお伝えをして、お茶会スタートです。

 

静寂にしておくということを伝え忘れたので、茶会は終始賑やかモード。

 

その中で一人厳かにお茶を点てる私。

 

しばらく離れてはいても覚えているもんですね。
(前日に練習はしましたけど)

 

お茶を次々とお出しし、5人目になるころには一同気付いたのか

静粛にしていただいておりました。

 

おかわりをしたいとのことで、それも嬉しい。

 

そしてお茶会は終了しました。

 

後で友人に聞いた話ですが、感動したとそしてお客様方もたいそう喜んでおられたと。

 

やってよかったと思いました。

 

その後の本題の話がトントン拍子で出来たことは言うまでもありません。

 

お茶会、体験したい方はFino cafeでやりましょ。